原著論文

1. Morita M, Yoneda A, Tokunoh N, Masaki T, Shirakura K, Kinoshita M, Hashimoto R, Shigesada N, Takahashi J, Tachibana M, Tanaka S, Obana M, Hino N, Ikawa M, Tsujikawa K, Ono C, Matsuura Y, Kidoya H, Takakura N, Kubota Y, Doi T, Takayama K, Yoshioka Y, Fujio Y, Okada Y. Upregulation of Robo4 expression by SMAD signaling suppresses vascular permeability and mortality in endotoxemia and COVID-19 models. Proc Natl Acad Sci U S A. 2023 Jan 17;120(3):e2213317120.

2. Nogimori T, Suzuki K, Masuta Y, Washizaki A, Yagoto M, Ikeda M, Katayama Y, Kanda H, Takada M, Minami S, Kobayashi T, Takahama S, Yoshioka Y, Yamamoto T. Functional changes in cytotoxic CD8+ T-cell cross-reactivity against the SARS-CoV-2 Omicron variant after mRNA vaccination. Front Immunol. 2023 Jan 4;13:1081047.

3. Tokunoh N, Tamiya S, Watanabe M, Okamoto T, Anindita J, Tanaka H, Ono C, Hirai T, Akita H, Matsuura Y, Yoshioka Y（コレスポンディングオーサー）. A nasal vaccine with inactivated whole-virion elicits protective mucosal immunity against SARS-CoV-2 in mice. Front Immunol. 2023 Aug 31:14:1224634.

4. Kawahara E, Yamamoto S, Shibata T, Hirai T,Yoshioka Y（コレスポンディングオーサー）. CpG ODN enhances the efficacy of F protein vaccine against respiratory syncytial virus infection in the upper respiratory tract via CD4+ T cells. Biochem Biophys Res Commun. 2023 Oct 26:686:149143.

5. Kawahara E, Shibata T, Hirai T, Yoshioka Y（コレスポンディングオーサー）. Non-glycosylated G protein with CpG ODN provides robust protection against respiratory syncytial virus without inducing eosinophilia. Front Immunol. 2023 Dec 19;14:1282016.

6. Kawai A, Tokunoh N, Kawahara E, Tamiya S, Okamura S, Ono C, Anindita J, Tanaka H, Akita H, Yamasaki S, Kunisawa J, Okamoto T, Matsuura Y, Hirai T, Yoshioka Y（コレスポンディングオーサー）. Intranasal immunization with an RBD-hemagglutinin fusion protein harnesses preexisting immunity to enhance antigen-specific responses. J Clin Invest. 2023 Dec 1;133(23):e166827.

書籍・総説など

1. 平井敏郎、吉岡靖雄. 遺伝子導入技術が切り拓いた感染症ワクチンの新時代. 「mRNAワクチンやゲノム編集で注目が集まる遺伝子治療」. 医学のあゆみ. p481-486. 2023年4月発行

2. 吉岡靖雄. 感染症ワクチンの過去・現在・未来. 「適塾」. No. 56. p55-62. 2023年12月発行

招待講演 （国内）

1. 吉岡靖雄. 感染症ワクチンの最適化に資する基盤技術構築. 徳島大学大学院薬学研究科・特別講演会. 2023年2月8日. 徳島

2. 吉岡靖雄. 感染症に対する経鼻ワクチンプラットフォームの開発に向けて. 日本薬剤学会・経肺経鼻投与製剤フォーカスグループ研究会. 2023年2月18日. 神戸

3. 吉岡靖雄. 感染症ワクチンの最適化に資する基盤技術構築　～化学とワクチン学の融合を考える～. 第16回日本化学連合シンポジウム「withコロナ時代における化学への期待」. 2023年3月7日. web開催

4. 吉岡靖雄. 高病原性インフルエンザウイルスに対するmRNAワクチンの開発に向けて. 日本薬学会第143年会. 2023年3月27日. 北海道

5. 吉岡靖雄. 感染症ワクチンの現状と未来. 高校教職員のためのSPRING SCHOOL 2023@微研「ワクチン開発最前線　-作用機序から最先端研究まで-」. 2023年3月28日. web開催

6. 吉岡靖雄. 感染症ワクチンの過去・現在・未来. 2023年度大阪大学薬学部卒後研修会. 2023年7月8日. 大阪

7. 吉岡靖雄. 感染症ワクチンの最適化に資する基盤技術構築. 立命館大学 創剤・製剤技術研究コンソーシアム 2023年度第2回研究会. 2023年8月25日. 大阪

8. 吉岡靖雄. 「大阪大学ワクチン開発拠点 先端モダリティ・DDS研究センター」におけるワクチン開発研究. 第27回日本ワクチン学会・第64回日本臨床ウイルス学会　合同学術集会. 2023年10月22日. 静岡

9. 吉岡靖雄. 細胞表面分子を標的としたワクチン送達システムの構築. 第96回日本生化学会大会. 2023年11月1日. 福岡

受賞

1. 河合惇志さん（博士3年生）が大阪大学薬学研究科　沢井記念薬友会　薬友会賞を受賞しました。論文課題名は「感染症における経鼻ワクチンの有用性評価と基盤技術の開発」です。

2. 平田陽暉さん（学部4回生）が大阪大学薬学部・長期課題研究中間発表会において薬学部ベストプレゼンテーション賞を受賞しました。研究課題名は「”Alum/CpG核酸混合アジュバント”におけるアジュバント間相互佐用と高いTh1応答誘導特性の関連評価」です。

3. 千福航太さん（博士課程3年）が、日本薬剤学会第38年会（5月）において、SNPEE2023優秀発表者賞を受賞しました。＜千福航太、中村周子、國島雄太、平井敏郎、吉岡靖雄：エンテロウイルスD68に対する不活化全粒子ワクチンの開発＞

4. 徳納渚沙さん（微研財団・研究員）が、第39回日本日本DDS学会（7月）において、優秀発表者賞を受賞しました。＜徳納渚沙、河合惇志、谷口雄哉、小野慎子、松浦善治、平井敏郎、吉岡靖雄：アラム吸着ペプチドを用いた新規ワクチン基盤技術の開発＞

5. 河原永悟さん（博士課程3年）が、第27回日本ワクチン学会・第64回日本臨床ウイルス学会 合同学術集会において、若手奨励賞を受賞しました。＜河原永悟、柴田岳彦、平井敏郎、吉岡靖雄：G蛋白質を用いたRSウイルスワクチンにおける副反応メカニズムの解析＞

6. 千福航太さん（博士課程3年）が、第27回日本ワクチン学会・第64回日本臨床ウイルス学会 合同学術集会において、若手奨励最優秀賞を受賞しました。＜千福航太、中村周子、國島雄太、平井敏郎、吉岡靖雄：ワクチン製造への応用を目指したエンテロウイルスD68由来Vero細胞馴化株の開発＞

アウトリーチ

1. 2023年7月14日：大阪府立大手前高等学校の生徒に、感染症に対するワクチン開発についてレクチャーしました。

2. 2023年7月22日：武庫川女子大学附属高等学校、明石北高等学校、神戸高等学校、北条高等学校、尼崎北高等学校の生徒に、感染症に対するワクチン開発についてレクチャーしました。

3. 2023年11月6日：大阪府立高津高等学校の生徒に、感染症に対するワクチン開発についてレクチャーしました。