トップページ

BIKEN次世代ワクチン協働研究所ワクチン創成グループのHPへようこそ!

我々の研究室は平成27年1月に開設した新しい研究室です。

昨今のエボラ出血熱、デング熱やMERSの猛威、近年の新型インフルエンザのパンデミックなどからも明らかなように、病原性ウイルス・細菌による感染症は未だ、ヒトの健康維持における圧倒的脅威となっています。その点、最強で最善の予防・治療手段であるワクチンの開発が、感染症の克服に向けての鍵となっているものの、ワクチンの存在しない感染症や、ワクチンが存在しても効果が不十分なものも多数存在しています。

我々は、薬物送達学や安全科学・毒性学といった薬学的観点から、「抗原送達法とアジュバントの開発、そして安全科学/毒性学的観点からの安全性確保」を目指しており、「ワクチン効果」は当たり前で、老若男女が安全・安心に接種できるワクチン開発を目指しています。現在は、インフルエンザウイルス、肺炎球菌、マイコプラズマニューモニエを含めた様々な感染症に対するワクチン開発を目指し、1)樹状細胞標的化ペプチドによる抗原送達キャリアの開発、2)アジュバントの免疫誘導機序解明に基づく、新たなアジュバント開発、3)より有効なインフルエンザワクチンの開発、4)マイコプラズマ肺炎の病態理解とワクチン開発などを進めています。特に、ワクチン開発のリーディングカンパニーである一般財団法人 阪大微生物病研究会との強固な連携のもと、10年後の感染症ワクチンを本気で創ることを目標としています。<詳しい内容は「研究内容をご覧下さい」>

BIKEN次世代ワクチン協働研究所の他の研究室(ウイルスワクチングループ)とのオープンスペースの研究室で、喧々諤々と議論しつつ、研究推進しています。

大学院生大募集中!

博士前期(修士)・後期課程の学生を募集中です!ポスドク・スタッフも募集中です!
・ワクチンを創りたいひと
・免疫に興味があるひと
・感染症に興味があるひと
・面白いことがやりたいひと
・よくわからないけど、、、やる気のあるひと
出身大学・学部・専門を問いません。やる気が全てです!
一緒に、ワクチンを通して世界に貢献しましょう!

ワクチン創成プロジェクトは、大阪大学大学院薬学研究科の協力分野(創薬ナノデザイン学分野)になっています。薬学研究科の大学院入試を受験し、薬学研究科の学生として、我々と共に研究することになります。

興味のある人は、
吉岡靖雄 y-yoshioka%biken.osaka-u.ac.jp<%は@に変えてください>
まで気軽にご連絡ください

新着情報

2024年4月
河合惇志さん(2023年3月に博士後期課程を修了)が筆頭著者の論文がBiochem Biophys Res Communに公表されました
2024年3月
千福航太さん(博士課程3年)が筆頭著者の論文がVaccineに採択されました。
2024年1月
共同研究の論文がCommun Med (Lond)に公表されました。
國島勇太さん(一財)阪大微生物病研究会)が、大阪大学微生物病研究所・令和5年度研究業績発表会(1月)において、ポスター賞を受賞しました。
2023年12月
河合惇志さん(2023年3月に博士後期課程を修了)が筆頭著者の論文がJ Clin Investに公表されました(doi: 10.1172/JCI166827)。なお同月号に本研究の紹介記事も掲載されています(doi: 10.1172/JCI174952. )大阪大学HPのResOUでも紹介されています(https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2023/20231207_1)。
2023年12月
河原永悟さん(博士課程3年)が筆頭著者の論文がFront Immunolに採択されました。
2023年10月
千福航太さん(博士課程3年)が、第27回日本ワクチン学会・第64回日本臨床ウイルス学会 合同学術集会(10月)において、若手奨励最優秀賞を受賞しました。
2023年10月
河原永悟さん(博士課程3年)が、第27回日本ワクチン学会・第64回日本臨床ウイルス学会 合同学術集会(10月)において、若手奨励賞を受賞しました。
2023年8月
徳納渚沙さん(微研財団・研究員)が筆頭著者の論文がFront Immunolに採択されました。
2023年7月
徳納渚沙さん(微研財団・研究員)が、第39回日本日本DDS学会(7月)において、優秀発表者賞を受賞しました。
2023年5月
千福航太さん(博士課程3年)が、日本薬剤学会第38年会(5月)において、SNPEE2023優秀発表者賞を受賞しました。
2023年3月
河合惇志さん(博士3年生)が大阪大学薬学研究科 沢井記念薬友会 薬友会賞を受賞しました。論文課題名は「感染症における経鼻ワクチンの有用性評価と基盤技術の開発」です。
平田陽暉さん(学部4回生)が大阪大学薬学部・長期課題研究中間発表会において薬学部ベストプレゼンテーション賞を受賞しました。研究課題名は「”Alum/CpG核酸混合アジュバント”におけるアジュバント間相互佐用と高いTh1応答誘導特性の関連評価」です。
2023年1月
共同研究の論文がProc Natl Acad Sci U S A、Front Immunolに公表されました。
2022年11月
徳納渚沙さん(微研財団・研究員)が、第26回日本ワクチン学会学術集会において、学術集会若手奨励最優秀賞を受賞しました。
2022年10月
松田鉄平さん(博士課程4年)が筆頭著者の論文がiScienceに採択されました。
2022年9月
北川聡基さん(2022年3月に修士課程を卒業)が筆頭著者の論文がNPJ Vaccinesに採択されました。
2022年9月
共同研究の論文がSci Advに公表されました。
2022年5月
民谷繁幸さん(現在は和歌山県立医科大学・助教)が、第49回日本マイコプラズマ学会学術集会において優秀発表賞を受賞しました。
2022年5月
河合惇志さん(博士課程3年)が、日本薬剤学会第37年会において、2つの賞(SNPEE2022優秀発表者賞、最優秀発表者賞)を受賞しました。
2022年5月
平井敏郎さん(特任講師)の総説がFront Immunolに採択されました。
2022年4月
河合惇志さん(博士課程3年)が日本学術振興会・特別研究員に採用されました。
千福航太さん(博士課程2年)がJST次世代挑戦的研究者育成プロジェクトに採用されました。
2022年4月
OBの民谷繁幸さん(博士課程・特任研究員)が和歌山県立医科大学・薬学部・助教に異動しました。
2022年3月
平田陽暉さん(学部3年)がJST次世代挑戦的研究者育成プロジェクトの予約選抜に合格しました。
2022年1月
吉川英佑さん(修士課程2年)が筆頭著者の論文がBiochem Biophys Res Communに採択されました。
2021年12月
平井敏郎さん(特任講師)が、日本薬学会関西支部において、奨励賞を受賞しました。
2021年12月
民谷繁幸さん(特任研究員)が筆頭著者の論文がMicrobiol Spectrに採択されました。
2021年12月
河合惇志さん(博士課程2年)が、第25回日本ワクチン学会学術集会において、学術集会若手奨励賞を受賞しました。
2021年11月
松田鉄平さん(博士課程3年)、河原永悟さん(博士課程1年)がJST次世代挑戦的研究者育成プロジェクトに採用されました。
2021年9月
河合惇志さん(博士課程2年)が、第20回次世代を担う若手のためのファーマ・バイオフォーラム2021(8月)において優秀発表賞を受賞しました。
2021年8月
澁谷銘人さん(2021年3月に修士課程を卒業)が筆頭著者の論文がiScienceに採択されまし た。
2021年7月
河合惇志さん(博士課程2年)が筆頭著者の論文がJ Virolに採択されました。
2021年4月
松田鉄平さん(博士課程3年)が、日本薬学会 第141年会(3月)において学生優秀発表賞(口頭発表の部)を受賞しました。
2021年3月
澁谷銘人さん(修士課程2年)が筆頭著者の論文がBiochem Biophys Res Communに採択されました。
2020年12月
吉岡靖雄(特任教授)が、第24回日本ワクチン学会学術集会において、第9回高橋奨励賞を受賞しました。
澁谷銘人さん(修士課程2年)が、第24回日本ワクチン学会学術集会において、学術集会若手奨励賞を受賞しました。
平井敏郎さん(特任講師)が、留学先の研究内容で、第24回日本ワクチン学会学術集会において、学術集会若手奨励賞を受賞しました。
2020年11月
民谷繁幸さん(博士課程4年)が筆頭著者の論文がFront Cell Infect Microbiolに採択されました。
2020年9月
平井敏郎さんが、ピッツバーグ大学から特任講師(常勤)として着任しました。ピッツバーグ大学では、皮膚における記憶CD8 T細胞を研究していました(参考論文:Immunity. 2019 May 21;50(5):1249-1261.e5.)。
2020年8月
松田鉄平さん(博士課程2年)が、第36回日本DDS学会学術集会において、優秀発表賞を受賞しました。
2020年7月
白井星記さん(2020年3月に修士課程を修了)が筆頭著者の論文がVaccines (Basel)に採択されました。
2020年6月
民谷繁幸さん(博士4年生)が筆頭著者の論文がVaccineに採択されました。
     河合惇史さん(博士1年生)が筆頭著者の論文がHeliyonに採択されました。
2020年3月30日
澁谷銘人さん(修士1年生)が筆頭著者の論文がJ Virolに採択されました。
2020年3月
吉川英佑さん(4回生)が大阪大学薬学部 沢井記念薬友会 スタートアップ賞を受賞しました。
2019年12月24日
HPの更新が滞っていました。メンバー、業績、研究内容などを更新しました。<白井星記さん(修士2年生)が筆頭著者の論文がFront Immunolに採択されました。>
2018年7月31日
業績を更新しました。また、研究員の三里一貴さんが、第34回日本DDS学会学術集会において、優秀発表賞を受賞しました。
2018年4月9日
久々に更新しました。
2017年6月16日、4月27日、2月3日、2016年11月22日
HP・業績を更新しました。
2016年8月10日
業績を更新しました<微研に異動前からの研究(吉岡がコレスポンディングオーサー)がACS Nano誌(IF: 13.3)に公表されました>。2016年9月9日の共同通信、および2016年9月15日の朝日新聞に掲載されました。
2016年6月2日
業績を更新しました<微研に異動前からの研究(吉岡がコレスポンディングオーサー)がNature Nanotechnology誌(IF: 35.2)に公表されました>。6月10日に大阪大学中之島センターで記者発表しました。2016年6月1日の朝日新聞デジタル、2016年6月10日の日本経済新聞電子版、共同通信および、大阪日日新聞(2016.6.12朝刊23面)、産経新聞(2016.6.11朝刊26面)、日本経済新聞(2016.6.11朝刊38面)、朝日新聞(2016.6.11夕刊6面)などで紹介されました。
2016年4月6日
メンバー、業績などを更新しました。
2016年3月10日
業績などを更新しました。
2015年6月26日
遅くなりましたがHPを開設しました。
2015年1月
研究室が始動しました。