堀井 俊宏(寄附研究部門教授)マラリアワクチン開発寄附研究部門

Q1 出身はどちらですか?

大阪府枚方市です。海外での生活以外は、出生以来いつも大阪府下で生活してきました。

Q2 兄弟・姉妹はいますか?

姉が一人います。

Q3 以下のカテゴリーで一番のお気に入りを教えてください

本( 哲学書。人類の知性の成り立ちに興味があります。 ) 映画( ボンド役を卒業後のショーン・コネリーが主演した映画、レッドオクトーバーを追え!、ザ・ロックetc ) 食べ物( 美味であれば何でも。おいしいお酒とともに ) 都市( いろいろな意味で最高の都市、東京 ) スポーツ( 勝負のない水泳、スキー、山登り )

Q4 趣味はありますか?現在ハマっていることがあれば聞かせてください

昔はいっぱい趣味があったのですが、今は筋トレにハマっています。

Q5 中学・高校時代の部活動・習い事等あれば教えてください

中学では、放送部、ブラスバンド部(フルート)、ワンダーフォーゲル部、演劇部(照明担当)、電波部(創設しました)に所属し、すべて掛け持ちで通しました。また2級アマチュア無線技師の資格を取りました。高校では山岳部に所属しつつ、民間のアマチュア無線クラブに入っていました。また、音楽大学を目指してフルートとピアノの個人レッスンを受けていました。

Q6 大学時代に一番熱中した、エネルギーをつぎ込んだことは何ですか?

大学では大阪大学交響楽団に入りました。1年生から主席フルートを担当し、これにエネルギーをつぎ込みました。

Q7 研究者になったきっかけは何ですか

高校の生物の授業で、「連続する酵素反応で、最終産物が開始の酵素を阻害することで一定の反応レベルを維持することをフィードバック制御という」と聞き、フィードバック制御と言う電子回路で使われる概念が生物学で使われることに衝撃を受け、物理学の方法で生物を研究したいと思いました。

Q8 研究していて最もエキサイトした瞬間はいつですか

2012年にウガンダで実施していたワクチン試験がほぼ終了した時に、ウガンダの首都カンパラの常宿のカフェの小さなテーブルの上で、相棒の二リアン(現、分子原虫学分野・特任教授)とともに小さな紙切れにワクチン群と対照群のマラリア発症数を書き込んでいて、ワクチン群ではマラリア発症が明らかに対照群より少ないことがわかった瞬間です。