村上 良子 (特任教授)糖鎖免疫学グループ

Q1 出身はどちらですか

西宮市

Q2 兄弟・姉妹はいますか

4才下の弟がいます。

Q3 以下のカテゴリーで一番のお気に入りを教えてください

本(宮本輝・山崎豊子・司馬遼太郎の小説 宮本輝の小説の主人公の精神性に憧れる) 映画(最近はあまり見ていないがボヘミアンラプソディーはよかった。昔のではトップガン・ショーシャンクの空に・(悲しいけど)ライフ・イズ・ビューティフル。ジブリの初期の作品・ディズニーのライオンキング・ムーラン・アラジン) 食べ物(和食(困ったことに最近はすぐお腹をこわすのでごちそうを食べられない)) 都市(宮古島(毎年友達の家に行って泳ぎます)) スポーツ(最近はもっぱら見るだけですが、テニス)

Q4 趣味はありますか?現在ハマっていることがあれば聞かせてください

京都市交響楽団の友の会会員(定期演奏会を毎月聞きに行く)。下手ですがピアノ習っています。近隣の低い山に時々登っています。運動不足で下山時に膝が痛くなるので高い山は避けています。(昔は信州の山に毎年登りに行っていたのですが)

Q5 中学・高校時代の部活動・習い事等あれば教えてください

中学・高校・大学の部活動・・・ 硬式テニス部 習い事・・・ ピアノ

Q6 大学時代に一番熱中した、エネルギーをつぎ込んだことは何ですか

西表島や石垣島でキャンプ生活・北海道でユースホステル使って旅行・授業はさぼり気味でした。

Q7 研究者になったきっかけは何ですか

学生時代からこつこつと未知のことに挑む姿勢に憧れていました。臨床医になってすぐに結婚して子供が生まれたので余裕が無く10年間小児科勤務医として過ごし、3人目の出産で一旦病院勤務を辞めたので、研究生として微研に入り今に至っています。

Q8 研究していて最もエキサイトした瞬間はいつですか

最初の先天性GPI欠損症、PIGM欠損症を見つけたときと、患者の細胞株にHDACインヒビターである酪酸ナトリウムをかけるとGPIの発現が見事に戻ったとき(※)。 ※HDAC:Histone Deacetylase(ヒストン脱アセチル化酵素) 染色体を構成するDNAはヒストンにきつく巻き付いており、他のタンパク質はアクセスしにくい状態になっている。遺伝子発現のためにDNAとタンパク質の結合が必要なときは、+の電荷を持つヒストンがアセチル化により中和され、DNAとヒストンの巻き付きがゆるくなる。ヒストン脱アセチル化酵素はこの逆の作用をする酵素で、ヒストンのアセチル化を外しDNAとヒストンの巻き付きをきつくして遺伝子発現を抑制する。 このヒストン脱アセチル化酵素のインヒビター(阻害剤)である酪酸ナトリウムは、遺伝子発現を活性化することになる。