PALACPAC NIRIANNE MARIE QUERIJERO (特任教授)マラリアワクチン開発寄附研究部門

Q1 出身はどちらですか

フィリピン出身です。生まれたのはマニラですが、ラグナ州ロスバニョスに引っ越しました。(マニラから南東に63キロほど離れたところです。) ロスバニョスは温泉で有名な町で、マキリン山やフィリピン最大の淡水湖バエ湖(別名ラグナ湖)があります。

Q2 兄弟・姉妹はいますか

兄弟が4人います。

Q3 以下のカテゴリーで一番のお気に入りを教えてください

本(ミッチ・アルボムの本や探偵小説、スパイ小説) 映画(ピクサー・ディズニー映画、邦画では「君の名は。」) 食べ物(コーラ、アイスクリーム、チョコレート(最近はこの3つが「エナジーフード」です。) 場所(箕面) スポーツ(ボーリング、スイミング)

Q4 趣味はありますか?現在ハマっていることがあれば聞かせてください

読書と料理。料理は、料理本を見ながら作るのではなく、その場にある調味料を使って”tekitou"に作るのが好きです。他にはアウトリーチ活動を行っています。

Q5 中学・高校時代の部活動・習い事等あれば教えてください

空手、ビアノ(初級)、キャンプ、アウトリーチ活動

Q6 大学時代に一番熱中した、エネルギーをつぎ込んだことは何ですか

学部生の時は勉強しながら、たまにアルバイトをしていました。院生の時は働きながら、たまに勉強していました。その間に、結婚式や誕生日用の小さいプレゼントを作るのが好きでした。

Q7 研究者になったきっかけは何ですか

科学に興味を持つきっかけとなったのは、高校の生物の先生が、文字ではなく線や円、四角形を黒板に描き、授業が終わる頃にはその線や円、四角形が全体図が立体像のように見えたときです。 応用科学や医療応用につながる研究にも興味があり、科学がいかに私たちの生活に役立っているか、人々に分かってもらおうと思っています。

Q8 研究していて最もエキサイトした瞬間はいつですか

たとえ都合の悪いデータでも、あらゆるデータが合致した時。その時、問題を解く手がかりが分かる気がして、もっと追求したくなります。これを実感することが最近の実験でありました。ウガンダのカフェで堀井先生が発見したワクチン候補(※)がアフリカ初の将来性のある、臨床試験データとして採用されたことです。 ※堀井教授のインタビュー「研究をしていて最もエキサイトした瞬間」を参照 http://www.biken.osaka-u.ac.jp/about/tanken/interview/9 2012年にウガンダの首都カンパラの常宿のカフェの小さなテーブルの上で、堀井教授とPALACPAC教授が小さな紙切れにワクチン群と対照群のマラリア発症数を書き込んでいて、ワクチン群ではマラリア発症が明らかに対照群より少ないことが判明。