梶原 健太郎 (助教)発癌制御研究分野

Q1 出身はどちらですか

福岡市。ほどよい都会の中でのんびりと過ごしました。最近は博多弁が出なくなりました。

Q2 兄弟・姉妹はいますか

弟がひとりいます。

Q3 以下のカテゴリーで一番のお気に入りを教えてください

本(系統立てずに、興味のある本を乱読しています。) 映画(「舟を編む」国語辞書の編纂者の話で、辞書の編纂と研究は似た行為だと思いました。) 食べ物(和食全般。お酒にあうものだと、なおいいです。) 都市(福岡) スポーツ(マラソン(大阪陸協所属)。最近は山道を走るトレイルランもやっています。)

Q4 趣味はありますか?現在ハマっていることがあれば聞かせてください

国内外を放浪しながら美術館を巡ることです。最近旅行で行ったマラケシュ(モロッコ)は刺激的でした。

Q5 中学・高校時代の部活動・習い事等あれば教えてください

陸上部で長距離に所属していました。当時は監督に言われた練習メニューを淡々とこなすだけの選手でした。大学に進んで自分で考えて練習するようになってから走ることの本当の楽しさを知ることが出来たと思います。

Q6 大学時代に一番熱中した、エネルギーをつぎ込んだことは何ですか

研究です。誰よりも早く来て遅く帰る生活でした(休日なし)。たまに実験終了後に同級生と居酒屋に行って、深夜まで語りあったこともありました(焼酎のボトルキープあり)。

Q7 研究者になったきっかけは何ですか

最初のきっかけは、小学生の頃にドラえもんの映画「のび太の日本誕生」を観て、自由自在に動物を作ったりすることに憧れたことです(当時は劇中に登場する“遺伝子アンプル”と“クローニングエッグ”を理解することはできませんでしたが)。その後、高校の授業で、ふと細胞膜が不思議になり、その疑問を解き明かしたいと考えて研究者の道に進みました。

Q8 研究していて最もエキサイトした瞬間をお聞かせください

興味深いタンパク質を見つけたが、ぱっとした表現型がなく、培養条件をあれこれ検討したら劇的な変化が見えたときです。血が沸き立つ感じがしました。過去の論文を参考にすることも大事ですが、より説得力のあるデータを出すためにはオリジナルな方法で(根気強く、泥臭くとも)研究を展開していくことも大事だと思います。