渡辺 登喜子(教授)分子ウイルス分野

Q1 ご出身はどちらですか?

長野県の北アルプスの麓、安曇野と呼ばれる辺りです。基本的に標高の高い地域で生まれ育っているので、高地は多分得意(=高山病になりにくい)です。あと山脈がいつも西にあったので、県外に出た途端に方向音痴になります。

Q2 ご兄弟・姉妹はいらっしゃいますか?

姉が2人います。上の姉は看護師、下の姉は松本城の近くで、大衆フレンチのお店をやっています(さりげなく宣伝:https://www.centime710.com)。

Q3 以下カテゴリーでお気に入りをお答えください

本( 司馬遼太郎「竜馬がゆく」、沢木耕太郎「深夜特急」、山本兼一「利休にたずねよ」、伊坂幸太郎「チルドレン」「砂漠」「死神の精度」「A X」、あとはいろんな漫画ですかね )

映画( Back to the future, Terminator 2, Matrix, Stand by me, Rain man, Pulp fiction, Return of the living dead, AKIRA, Sleepy Hollow, Total Eclipse)

食べ物( 納豆と枝豆(アメリカに留学していた頃は、日本食品店で買いだめした納豆(3個/パック)を10パックくらい自宅冷凍庫で保存していました。アメリカのチェーン店のTrader Jo’sというスーパーの冷凍枝豆はとても美味しくて、好きでした。))

都市( 米国ウイスコンシン州Madison市、札幌 )

スポーツ( 昔は山登りとか。今は、歩く、くらいです)

 

Q4 趣味はありますか?現在ハマっていることがあればお聞かせください

犬と遊ぶこと、息子と謎かけ&ダジャレを考えること、読書(漫画含む)。あ、最近、オフィス用の椅子としてバランスボールを導入したので、ぽんぽん跳ねてます。

Q6 大学時代に一番熱中した、エネルギーをつぎ込んだことは何ですか?

勉強、サークル活動、旅、でしょうか。希望の学部(=獣医学部)に移行するためには良い成績を取る必要があったので、テスト前は、結構、真面目に勉強していました。

サークルは、化石研究会に入っていました。アンモナイトを採りに行くのももちろん好きでしたが、化石採取ついでの山登りや温泉は外せない楽しみでした。秋の大雪山と知床の斜里岳、あとは、相泊という場所から知床岬まで数日間かけて歩いていく知床探検がお気に入りでした。

あとはバイトしてお金を貯めて、時々旅行に行ってました。ケニアでキリンやシマウマなどの野生動物を見たこと、キリマンジェロに登ったこと、ネパールでトレッキングしたこと、すごく良い思い出です。

Q7 研究者になったきっかけをお教えください

不純な理由で非常に恐縮ですが、当時付き合っていたラボの先輩の影響です。その先輩は、ウイスコンシン大学の河岡義裕先生のラボに、ポスドクで行きました。私は北大獣医の博士課程(喜田宏先生の研究室)に入ったのですが、喜田先生のご厚意により、ウイスコンシン大学の河岡先生のラボで研究をさせていただきました。そのまま、流れに身を任せて研究を続け、今に至ります。

Q8 研究していて最もエキサイトした瞬間をお聞かせください

インフルエンザウイルスの人工合成に成功した時(十数種類のプラスミドを細胞にトランスフェクションして、何日か待っていたら、ウイルスができた!)。

変異ウイルスを用いて実験をした時に、飛沫伝播するはずのないウイルスが飛沫伝播したり、その臓器で増えるはずのないウイルスが増えるのを発見した時。