BIKEN次世代ワクチン協働研究所  協働研究所概要

昨今のエボラ出血熱やMERSの猛威、近年の新型インフルエンザのパンデミックなど、病原性ウイルス・細菌による感染症は、未だヒトの健康維持における脅威です。さらに、ワクチンの存在しない感染症や、ワクチンが存在してもその効果が不十分なものが多数存在しており、感染症に対するワクチン開発は、先進国・発展途上国を問わず、世界的な急務となっています。これらの課題に取り組むべく「BIKEN次世代ワクチン協働研究所」は、一般財団法人阪大微生物病研究会と大阪大学微生物病研究所の連携による協働研究所として2014年10月に設立され、従来の概念にとらわれない新たな発想を基盤とした次世代型ワクチンの開発に資する基盤技術の開発および情報の収集を推進しきました。2020年4月からは大阪大学先導的学際研究機構の協働研究所として組織を再編し新たにスタートしました。微生物病研究所を始め、各大学・研究機関と研究活動を展開していきます。

本協働研究所は次ページ以降紹介する2つのグループから構成されており、定期的なミーティングの開催や、自由に行き来可能な実験室など、グループ聞の交流を活発に行いながら研究を進めています。

  • BIKEN次世代協働研究所が所在する最先端感染症研究棟

ホームページ