老化と癌化の接点を探る

近年、癌は日本人の死因のトップになってきています。この原因として主に食生活や生活環境などの変化があげられていますが、寿命の延長も主な要因の一つと考えられます。 昭和初期まで日本人の平均寿命は男女共に50歳ほどでしたが、いまや、女性は85歳、男性も80歳に迫る勢いで伸び続けています。 癌の発症率は年齢とともに高くなる傾向にあるため、平均寿命の延長と伴に、癌の発症率が高くなることはいわば当然のこととも言えます。 では、なぜ老化とともに発癌のリスクが高くなるのでしょうか?老化と癌化はどのような関係にあるのでしょうか? 我々はこの謎を解く鍵が「細胞老化」にあると考え、細胞老化の分子機構とその生体内での役割の解明を目指した研究を行っています。 これらの研究を通して癌と老化の効果的な予防法や治療法の開発に貢献できればと願っております。




原 英二

大阪大学 微生物病研究所
遺伝子生物学分野 教授

公益財団法人 がん研究会 がん研究所
がん生物部 部長

Last Update: 2016. 8. 1
News&Topics


<< 大阪大学微生物病研究所のホームページに戻る

<< がん研究会がん研究所のホームページに戻る
Copyrights (c) 2015 Hara Laboratory. All Rights Reserved