遺伝子機能解析分野と慶応義塾大学・東京大学の共同研究がSci. Rep.に掲載されました
2025年7月2日
研究成果
本研究所・遺伝子機能解析分野の伊川正人教授は、慶應義塾大学および東京大学との共同研究により、AI(人工知能)の技術「深層学習」を使って、マウスの精子がつくられる過程を見分ける方法を開発しました。
この方法では、染色した精巣の顕微鏡画像から、精子をつくる管(精細管)の状態を12段階に分けて判別します。その正確さは98.33%と極めて高い精度を示しました。
この技術により、将来の生殖医療や不妊治療の分野で、診断や研究がより正確かつスムーズに進むことが期待されています。
本研究の成果は、2025年7月1日に、学術雑誌「Scientific Reports」のオンライン版で公開されました。
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