Nature 458: 1185-1190 (2009)
Toll-like receptor (TLR)は病原体の感染を認識し、サイトカインなどの発現を介し炎症応答を引き起こす。今回、TLRにより発現誘導される分子であるZc3h12aが、 新規RNA分解酵素として働き、Interleukin-6を始めとした炎症性サイトカインのmRNA分解を調節する事により、自己免疫性炎症性疾患の発 症を抑制するために重要である事を明らかにした。
Toll-like receptor (TLR)は病原体の感染を認識し、サイトカインなどの発現を介し炎症応答を引き起こす。今回、TLRにより発現誘導される分子であるZc3h12aが、 新規RNA分解酵素として働き、Interleukin-6を始めとした炎症性サイトカインのmRNA分解を調節する事により、自己免疫性炎症性疾患の発 症を抑制するために重要である事を明らかにした。