8/18(火)セミナー:細胞分化を捉えるシングルセル・マルチオミクス
2026年8月1日
イベント・セミナー
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演題 |
細胞分化を捉えるシングルセル・マルチオミクス
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| 演者 |
原田哲仁 先生 (九州大学 大学院医学研究院 教授) |
| 日時 |
8月18日(火) 16:00~17:00 |
| 場所 | 大阪大学 微生物病研究所融合棟1F 谷口記念講堂(吹田キャンパス) |
| 概要 | 細胞分化は、同一のゲノムを持つ細胞が異なる遺伝子発現プログラムを選択することで実現される。その選択には、クロマチン構造を基盤としたエピゲノム制御が重要な役割を果たす。私たちはこれまで、骨格筋分化をモデルとしてヒストンバリアントの機能解析を進め、特定のヒストン組成が分化遺伝子の選択や細胞運命決定に関与することを明らかにしてきた。これらの研究を通して、細胞分化を理解するためには個々の制御因子だけでなく、クロマチン状態と転写活性を統合的に捉えることが重要であると考えている。本講演では、少数細胞からエピゲノム情報を取得するChromatin Integration Labeling(ChIL)法と、その単一細胞解析への展開を紹介する。さらに、クロマチン状態と転写活性を単一細胞レベルで統合的に解析するマルチオミクス解析を通して、細胞分化に伴う遺伝子発現制御を捉える試みについて紹介する。あわせて、組織内の位置情報を取り入れた空間オミクス解析への展開にも触れ、細胞状態を多面的に理解するための今後の可能性について議論する。 |
| 参考文献 |
Reconstructing epigenomic dynamics through a single-cell multi-epigenome data integration framework Nature Communications 2025年12月17日 Chromatin integration labeling for mapping DNA-binding proteins and modifications with low input. Nature protocols 15(10) 3334-3360 2020年10月 A chromatin integration labelling method enables epigenomic profiling with lower input. Nature cell biology 21(2) 287-296 2019年2月 Histone H3.3 sub-variant H3mm7 is required for normal skeletal muscle regeneration Nature Communications 9(1) 2018年12月1日 |
※本セミナーは日本語で開催します。
※世話人:石谷 太(生体統御分野 8358, ishitaniあbiken-osaka-u.ac.jp)
(メールアドレスは「あ」を半角「@」に変更してください)
世話人からのコメント:
近年の生命科学では、単一細胞レベルのオミクス情報を高精度に取得することがもはや必須となってきています。
原田さんは、シングルセルでのエピゲノム情報の計測技術ChILを初めて、最先端のオミクス技術を次々と開発されています。
最先端のオミクス技術やその潮流を学ぶ、絶好の機会です。ぜひご参加ください!
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