遺伝子改変マウスを用いた癌抑制遺伝子研究の新展開

2012年7月11日

イベント・セミナー

演題: 遺伝子改変マウスを用いた癌抑制遺伝子研究の新展開
       ~新規p53制御機構やHippo経路について~

演者: 鈴木 聡 先生 Dr. Akira Suzuki
     (九州大学生体防御医学研究所 ゲノム腫瘍学分野)

要旨:
 癌抑制遺伝子の代表格であるp53やPTEN、及び近年注目されつつあるHippo経路遺伝子は、多くの癌の発症や進展制御に極めて重要なことから、今後の癌治療の重要な標的となる。 我々はこれまでにPTEN経路の機能解析を行ってきたが、最近核小体を起点とするP53制御機構に重要なPICT1や、Hippo経路の核となるMob1A/Bの機能を明らかにしたために、今回これらについて紹介したい。

日時: 平成24年7月26日(木)14:00~

場所 微生物病研究所本館1階 微研ホール

連絡先:  微研 発癌制御研究分野
      岡田 雅人
      E-mail: okadam@biken.osaka-u.ac.jp
      06-6879-8297
     
*本セミナーは、医学系研究科単位認定セミナーです。

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