1/10(金)セミナー開催:GONAD法によるゲノム編集動物やモノクローナル抗体を用いた基礎医学研究 -腎臓病の病態解明に向けた分子遺伝学的解析-
2025年1月1日
イベント・セミナー
演 題と講演者 |
GONAD法によるゲノム編集動物やモノクローナル抗体を用いた基礎医学研究
-腎臓病の病態解明に向けた分子遺伝学的解析-
松山 誠 先生 京都大学大学院医学研究科附属がん免疫総合研究センター 特定准教授 |
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日時 |
2025年1月10日(金)16:00〜 |
場所 | 大阪大学 微生物病研究所 融合棟1階 谷口記念講堂 |
概要 |
重井医学研究所は社会医療法人創和会が所有する研究所であり、基礎医学的な研究を行っている。研究所では、1995年にラット腸骨リンパ節法、2006年にマウス腸骨リンパ節法を発表し、モノクローナル抗体を簡便に作製する方法を開発してきた。最近私たちは、マウスにおいて受精卵を体内から取り出すことなく、簡便にゲノム編集可能なi-GONAD法を開発した。i-GONAD法は卵管内にある着床前の受精卵に対して、核酸・タンパクをエレクトロポレーションによって導入し、ゲノム編集を行う方法である。さらに、i-GONAD法を応用・発展させ、新たな遺伝子改変ラット作製法rGONAD法を開発した。本講演では、GONAD法を用いた遺伝子改変マウス・ラットの作製法や、腸骨リンパ節法による簡便モノクローナル抗体作製法を紹介する。またrGONAD法により作製した腎臓病モデルラットを用いた分子遺伝学的解析についても紹介したい。 |
※本セミナーは医学系研究科、生命機能研究科、理学研究科の修士・博士課程の単位認定セミナーです。
Contact︓微生物病研究所生体統御分野 石谷太
研究室/内線:8358
mail: ishitani*biken.osaka-u.ac.jp (*を@に変えて下さい)
ポスター(PDF)はこちらから
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