12/20(金)セミナー開催:マルチオミクス及びリアルワールドデータを用いた百寿者・元気高齢者の健康長寿解析
2024年11月12日
イベント・セミナー
演 題と講演者 |
Analyses of the healthy longevity factors in centenarians and healthy agers using multiomics and real-world data.
佐々木 貴史 先生 慶應義塾大学 薬学部医薬品開発規制科学講座/医学部百寿総合研究センター 専任講師 |
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日時 |
2024年12月20日(金) 16:00~ |
場所 | 微研融合棟1階 谷口記念講堂 |
概要 |
100歳を超える百寿者、特に110歳を超えるスーパーセンチナリアンの多くは90歳代や100歳を超えても日常生活機能を維持し、認知症、循環器疾患、糖尿病などの加齢性疾患への罹患率が低いことから百寿者は健康長寿モデルとして注目されている。慶應義塾大学医学部百寿総合研究センターでスーパーセンチナリアン173名を含む1,000人を超える百寿者や自立した元気高齢者をリクルートし、疾患歴、認知機能など百寿者・高齢者の特徴を明らかにしてきた。これらの百寿者・高齢者疫学データやバイオマーカーに加え、ゲノミクス、トランスクリプトミクス、プロテオミクス及びメタボロミクスといったマルチオミクス解析により遺伝子から代謝産物レベルまでの広範な生物学的データが得られるようになり、包括的に長寿関連因子を探ることが可能となってきた。これらの”biological big data”に加えて、診療報酬明細書や電子カルテなどのリアルワールドデータ(RWD)の利用も始まっている。本セミナーでは、マルチオミクス及びリアルワールドデータ解析を加えた慶應義塾大学医学部百寿総合研究センターでの長寿研究について紹介する。 |
※本セミナーは医学系研究科、生命機能研究科、理学研究科の修士・博士課程の単位認定セミナーです。
Contact︓微生物病研究所生体統御分野 石谷太
研究室/内線:8358
mail: ishitani*biken.osaka-u.ac.jp (*を@に変えて下さい)
ポスター(PDF)はこちらから
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