膜型マトリックスメタロプロテアーゼによる多様ながん組織制御機構

2011年8月24日
微研セミナー
膜型マトリックスメタロプロテアーゼによる多様ながん組織制御機構

演題:　膜型マトリックスメタロプロテアーゼによる
　　　　多様ながん組織制御機構

演者:　清木 元治 教授
　　　　（東京大学医科学研究所　腫瘍細胞社会学分野）

日時:　２０１１年８月２４日（水）１６：００～

場所:　融合棟１階　谷口記念講堂

【講演内容】　
　がんは、がん細胞に加えて、様々な細胞腫と細胞外基質によって構成されています。　がん細胞の異常な増殖、浸潤・転移、幹細胞化という複雑な現象も、がん組織における細胞間相互作用に依存しており、正常とは異なるがん組織特有の協調的平衡関係にあると考えられます。　我々は模型プロテアーゼ（MT1-MMP）を中心として、がん組織制御に関わる重要分子を探索し、新たながん組織制御手法の開発を目指しています。　今回は、最近の成果を中心としてその一端をご紹介します。

連絡先:　微生物病研究所
　　　　　 細胞機能分野
　　　　 　目加田 英輔
　　　　 　TEL: 06-6879-8286

＊このセミナーは、医学系研究科修士の単位認定セミナーです。