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3)病原細菌のタンパク質分泌メカニズムに関する研究
細菌感染の成立には、病原細菌の産生する種々の病原因子が大きな役割を担っているが、それら病原因子の多くは主に細菌から分泌されるタンパク質である。そのため病原細菌タンパク質分泌機構や分泌タンパク質の機能を解析することは病原細菌の感染メカニズムを理解する上で重要である。当研究室では食中毒原因菌である腸炎ビブリオや呼吸器感染症原因菌である肺炎球菌の持つタンパク質分泌装置やそれらによって分泌される病原因子の機能について研究をおこなっている。