日本学術振興会産学協力研究委員会
レドックス生命科学第170委員会

日本学術振興会産学協力研究委員会
目的と意義
本研究委員会は、生体におけるレドックス現象を分子レベル、細胞レベルで解明、理解し、それにより疾病の予防、治療、健康の維持、増進に貢献することを目指して、基礎・応用研究および開発に関わる産学官の研究者、技術者が集まり、情報交換、協同研究を促進することを目的とする。それにより、レドックス生命科学の研究の先導的役割を果たすとともに、関連産業の創成、発展を促していきたい。
生体における情報伝達、生活習慣病、癌、老化にはレドックス反応が関わるものが多く、それを解明することはこの分野の科学の発展、創薬や機能性食品の開発に欠かすことができない、必須のものである。専門分野の異なる研究者、技術者が集学的に取り組むことが何よりも重要であるが、これまでのところわが国にそのための研究会、学会などの場はなく、本委員会の役割、意義は大きい。