What's New?

2006年3月27日

ウアンポンさんが、タイへ旅立ちました。今後は大阪大学感染症国際研究拠点であるタイ感染症共同研究センターで、研究員としてウイルスの研究にチャレンジする予定です。

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2006年3月24日

大学院生のウアンポンさん、洪さん、田嶌さんの大学院学位記授与式がありました。おめでとう!!学位記を持って記念撮影の写真は後日掲載予定。

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2006年3月16日

大学院生のウアンポンさんのフェアウェルパーティーがありました。その様子はこちらから。

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2006年3月2日

大学院生の洪さんと永宗助手の論文がアクセプトされました。

Yeonchul Hong, Kisaburo Nagamune, Yasu S. Morita, Fumiki Nakatani, Hisashi Ashida, Yusuke Maeda, and Taroh Kinoshita. 2006.
Removal or maintenance of inositol-linked acyl chain in GPI is critical in trypanosome life cycle.
J. Biol. Chem., in press.

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2006年1月7日

大学院生のウアンポンさんのタイのマヒドン大学のグループとの共同研究論文がアクセプトされました。

Wanachiwanawin, W., Siripanyaphinyo, U., Piyawattanasakul, N. and T. Kinoshita. 2006.
A cohort study of nature of paroxysmal nocturnal hemoglobinuria (PNH) clones and PIG-A mutations in patients with aplastic anemia.
Eur. J. Haematol., in press.

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2006年1月6日

新年あけましておめでとうございます。今年もPIGSをよろしくお願いします。
新年早々によいニュースが舞い込んでまいりました。大学院生の田嶌さんの論文がMBC誌にアクセプトされました。

Yuko Tashima, Ryo Taguchi, Chie Murata, Hisashi Ashida, Taroh Kinoshita and Yusuke Maeda, 2006.
PGAP2 is essential for correct processing and stable expression of GPI-anchored proteins.
Mol. Biol. Cell, 17:1410-1420.

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2006年1月1日

2005年12月31日をもって芦田助手が京都大学生命科学研究科へ移籍しました。

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2005年12月26日

大学院生の洪さんの論文が,FEBS letters 誌にアクセプトされました.

アフリカトリパノソーマのTbGPI16(PIG-Tのホモログ)がGPIトランスアミダーゼの必須のコンポーネントであ
ることを
初めて示した論文です.

Yeonchul Hong, Kisaburo Nagamune, Kazuhito Ohis hi, Yasu S. Morita, Hisashi Ashida, Yusuke Maeda and
Taroh Kinoshita, 2006. TbGPI16 is an essential component of GPI transamidase in Trypanosoma brucei.
FEBS letters, 580:603-606.

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2005年12月22日

大阪大学の医学系の3つの21世紀COEプログラムの合同シンポジウムが,12月21-22日に銀杏会館で開催されました.

大阪大学 21世紀COEプログラム 合同シンポジウム
 ●疾患関連糖鎖・タンパク質の統合的機能解析
 ●感染症学・免疫学融合プログラム
 ●細胞・組織の統合制御にむけた総合拠点形成

当研究室は“感染症学・免疫学融合プログラム”のメンバーとなっており,代表として森田助手がポスター発表をおこないました.

森田康裕 Identification of mannosyltransferase involved in phosphatidylinositol mannoside biosynthesis in Mycobacterium smegmatis.

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2005年12月20日

木下教授が分担執筆した『未来を拓く糖鎖科学』が発行されました.

木下タロウ,2005.
3章 糖鎖遺伝子研究 1.20 GPIアンカー生合成遺伝子群, pp. 178-179.
4章 糖鎖機能解析 10.3 GPIアンカー欠損症の解明に果たした我が国の研究, pp. 354-356.
未来を拓く糖鎖科学,永井克孝監修,金芳堂,京都.

それからアップするのを忘れていましたが,今年8月に発行された『糖鎖科学の新展開』の第1編,第1章,第1節の3を芦田助手と木下教授が執筆しています.

芦田 久・木下タロウ,2005.GPIアンカーの生合成と関連疾患, pp. 18-25.
糖鎖科学の新展開−機能解明・次世代材料・医薬品開発に向けて−,
谷口直之・伊藤幸成監修,NTS,東京.

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2005年12月13日 大学院生の田嶌さんと前田助教授が “GPIアンカー型タンパク質の解析”の項を執筆した 『タンパク質の翻訳後修飾解析プロトコール』が発行されました.

田嶌優子・前田裕輔,2005.GPIアンカー型タンパク質の解析.タンパク質の翻訳後修飾解析プロトコール,稲垣昌樹編,羊土社,東京.

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2005年12月7日 第3回 糖鎖科学コンソーシアムシンポジウム(於,東京コンファレンスセンター,品川)で木下教授が以下の講演をおこないました.

木下 タロウ(大阪大学) 糖鎖の動態−機能相関への統合的アプローチ

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2005年11月15日 オーストラリアからDr. Shafrenが訪問され,セミナーをしていただきました.

Title: The role of decay-accelerating factor in Coxsackievirus A21 infection.
Dr. Darren Shafren (Director, Picornaviral Unit, School of BioMedical Sciences, Faculty of Health, The University of Newcastle Australian)


夜は日本料理店で食事をしました.料理では,刺身,寿司,天ぷら,鯛あら炊,いか塩から,納豆,などを召し上がり,お酒もビール以外に日本酒,麦焼酎,泡盛と何でもOKでした.

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2005年11月12日 微研部員会主催のボウリング大会が開催され,当研究室からは2チーム(7名)が参戦しました.
3ゲームをおこない,2ゲーム目はチーム内で1人が必ず2球ずつ投げる変則ルール.つまり,ストライクが出るとフレームがずれていき,同じチームの他の人のフレームを投げることになるわけです.女性には1ゲームあたり40点のハンデ.賞品はチーム平均,男子個人,女子個人の各上位3位までに与えられます.

ボウリング終了後は微研談話室に場所を移し,バーベキュー&表彰式.チーム戦ではPigs-1チーム(木下教授,芦田,島田)が2位,男子個人では木下教授が1位で,それぞれ賞品をゲットしました!!

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2005年11月11日 ドリコールリン酸マンノース合成酵素複合体の機能解析についての新しい論文が
JBC誌にアクセプトされ,オンライン版に掲載されました.

Ashida, H., Maeda, Y., and Kinoshita, T., 2006. DPM1, the catalytic subunit of dolichol-phosphate-mannose synthase, is tethered to and stabilized on the endoplasmic reticulum membrane by DPM3. J. Biol. Chem. in press.

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2005年10月28日 10月19-22日に神戸ポートアイランドで開催された第78回日本生化学会大会にラボメンバーの多くが参加しました.発表は以下の6件.

3P-005
森田 康裕・Helen Billman-Jacobe・Malcolm J. McConville・木下 タロウ
Mycobacterium smegmatis におけるホスファチジルイノシトールマンノシドの生合成に関与するマンノース転移酵素の同定

3P-009 (WS54-5)
村上 良子・Uamporn Siripanyaphinyo・Yeongjin Hong・前田 裕輔・木下 タロウ
GPI生合成の最初のステップに関わる遺伝子PIG-Yの解析

3P-010 (WS54-6)
田嶌 優子・田口 良・芦田 久・木下 タロウ・前田 裕輔
哺乳細胞におけるGPI-アンカー型蛋白質の脂質リモデリング機構の解析

3P-013 (WS53-3)
Yeonchul Hong・永宗 喜三郎・森田 康裕・前田 裕輔・木下 タロウ
Trypanosoma bruceiに おける GPI inositol deacylase の同定と解析

3P-014 (WS53-4)
仲谷 文貴・永宗 喜三郎・前田 裕輔・木下 タロウ
トリパノソーマ・ブルセイのトランスシアリダーゼホモログ

3P-060 (WS40-4)
芦田 久・前田 裕輔・木下 タロウ
DPM3はドリコールリン酸マンノース合成酵素の触媒サブユニットDPM1を小胞体膜上につなぎとめ安定化する

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2005年10月5日 新しい論文が“Nature Methods”に掲載されましたので,業績に追加しました.

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2005年9月20日 9月16日に技術補佐員の石井さんが電撃結婚&入籍されました! パチパチ!!

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2005年9月18日 GPI 生合成の第1ステップであるGPI-GlcNAc転移酵素の第7のコンポーネント
PIG-Yについての新しい論文が Mol. Biol. Cell 誌にアクセプトされオンライン版に掲載されました。

Yoshiko Murakami, Uamporn Siripanyaphinyo, Yeongjin Hong, Yuko Tashima, Yusuke Maeda, and Taroh Kinoshita, 2005. The initial enzyme for glycosylphosphatidylinositol biosynthesis requires PIG-Y, a seventh component. Mol. Biol. Cell, in press.

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2005年9月17日 イタリアのフィレンツェで開催された,“XVIII International Symposium on Glycoconjugates (GLYCO XVIII)”に,木下教授率いるPIGSメンバー5名で参加しました.

まず,GLYCO XVIIIに先だって9月3日〜4日にフィレンツェで開催された“European-Japanese Glycomics Workshop”に出席し,全員が口頭発表をおこないました.

■ Yeonchul Hong: Physiological significans of GPI inositol deacylation in Trypanosoma brucei.
■ Yuko Tashima: The defect of PGAP2, a Golgi-localyzed protein, caused the abnormal processing of GPI-APs in mammalian cells.
■ Uamporn Siripanyapinyo: A new mutant cell defective in a step after attachment of GPI to proteins.
■ Taroh Kinoshita: Structural remodelling of GPI-anchor in mammalian cells.
■ Hisashi Ashida: Stabilization and degradation of dolichol-phosphate-mannose synthase complex.

9月4日〜9日のGLYCO XVIIIでは,以下の4名がポスター発表をおこないました.

■ Hisashi Ashida, Yusuke Maeda, Taroh Kinoshita: DPM1, a catalitic subunit of dolichol-phosphate-mannose synthase, is tethered to and stabilized on the ER membrane by DPM3.
■ Yeonchul Hong, Kisaburo Nagamune, Yasu S. Morita, Yusuke Maeda, Taroh Kinoshita: Physiological significans of GPI inositol deacylation in Trypanosoma brucei.
■ Yuko Tashima, Ryo Taguchi, Toshiaki Houjou, Chie Murata, Hisashi Ashida, Taroh Kinoshita, Yusuke Maeda: The lipid remodelling of GPI-anchored proteins in mammalian cells.
■ Uamporn Siripanyapinyo, Yusuke Maeda, Yoshiko Murakami, Taroh Kinoshita: A new mutant cell defective in a step after attachment of GPI to proteins.

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2005.9.16 学会・シンポジウム報告を2件お届けします。

9月5日〜8日に兵庫県淡路島で開催された第5回あわじしま感染症・免疫フォーラム“The 5th Awaji International Forum on Infection and Immunity”において,以下のポスター発表をおこないました.

■ Yasu S. Morita, Kisaburo Nagamune, Yeonchul Hong, Yusuke Maeda, Taroh Kinoshita: Expression of glycosylphosphatidylinositol-specific inositol deacylase in procyclic form Trypanosoma brucei and its effect on the maintenance of surface coat procyclins.

8月22-23日に帯広畜産大学原虫病研究センターで開催されたシンポジウム“帯広畜産大学−大阪大学 COE合同シンポジウム 食の安全・感染症・免疫”で口頭発表を1件おこないました.

■ 森田康裕 マイコバクテリアの糖脂質生合成に関与するマンノース転移酵素の同定と解析

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2005.9.1 ポスドクのKangさんが9月より韓国パスツール研究所に就職することになり、8月26日に送別会をおこないました。Kangさんの希望により、一部の人たちは浴衣姿での参加となりました。また、来年度から大学院に入学予定の留学生セナさんの歓迎もあわせておこないました。




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2005.8.30 8月19〜20日に名古屋大学で開催された補体シンポジウムで、以下の2件の口頭発表をおこないました。

■ 井上徳光・泉井朋久・遠藤雄一・村上良子・西村純一・Charles J. Parker・木下タロウ
 GPIアンカー欠損細胞に染色体異常を伴う新規発作性夜間血色素尿症(PNH)症例の解析

■ 村上良子・前田裕輔・洪 榮振・木下タロウ
 GPIアンカー生合成の最初のステップに係わる7番目のコンポーネントPIG-Yの解析

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2005.8.12 8月8〜9日に岐阜市で開催された特定領域研究“糖鎖によるタンパク質と分子複合体の機能調節 (Functional Glycomics)”の夏期シンポジウムで、以下の発表をおこないました.

トピックス講演
■ 木下タロウ・田嶌優子・芦田久・前田裕輔  GPIアンカー型タンパク質のトラフィキング

ポスター発表
■ 芦田久・前田裕輔・木下タロウ  ドリコールリン酸マンノース合成酵素複合体の機能解析

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2005.8.4 新しい論文が2つアクセプトされましたので、業績に追加しました。

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2005.7.25 滋賀県大津市で7月20日〜22日に開催された第25回日本糖質学会年会で、以下の口頭発表をおこないました。

■ 芦田 久・前田裕輔・木下タロウ  ドリコールリン酸マンノース合成酵素複合体の安定化機構

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2005.7.4 7月1日付で、村上良子先生が助手に就任されました。

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2005.6.24 6月9日から約1ヶ月間の予定で、Dr. Sansanee Noisakran(タイ・マヒドン大学)が滞在され、ウィルスのGPIアンカー型タンパク質について実験されています。

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2005.6.9 東京渋谷の長井記念ホールで開催された理研シンポジウム『ナノドメイン生物学ワークショップ05 発展する新たな生命膜情報科学』において,木下教授が以下の講演をおこないました.

■ GPIアンカーのリモデリングとラフトへの取り込み (木下タロウ 阪大・微生物病研究所)

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2005.5.28 初夏の強い日射しの中,万博グランドにて部員会主催の微研ソフトボール大会が開催されました.Pigsは午前の予選リーグを2連勝で勝ち抜き,午後の決勝トーナメントに駒を進めました.しかし,トーナメント1回戦でPANDA(審良研)と引き分け,教授同士のじゃんけん対決に敗れ2回戦進出はなりませんでした.

試合結果:
 第1試合 SpermEgg(岡部研) 7−9 Pigs
 第2試合 分子遺伝(野島研) 3−5 Pigs
 第3試合 PANDA(審良研) 9−9 Pigs

決勝戦は,PANDA(審良研)と中毒能(堀口研,中央実験施設,目加田研の合同チーム)が引き分け,同時優勝となりました.3位は,かずよ41(COE合同チーム)でした.

ソフトボール終了後は,談話室で表彰式と打ち上げ.Pigsはさらに茨木市の焼肉屋で宴会となりました.

<ソフトボール編>

<応援というか、お食事編>

<宴会編>

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2005.5.27 第474回微研集談会は免疫不全の担当で,当研究室の2名がプレゼンテーションをおこないました.

■GPIアンカー型タンパク質の脂質リモデリング機構(前田祐輔)
■GPIアンカーの生合成の最初のステップに関わる遺伝子PIG-Yとその発現のメカニズムの解析
(村上良子)

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2005.5.13 微生物病研究所の新人歓迎会が開催されました。研究所長の木下教授の挨拶に続き、芦田部員会委員長の乾杯で宴会が始まりました。毎度恒例の、各研究室からの料理の数々は、テーブル一杯。免疫不全からは、ケーキとタイカレーを出品し、好評でした。新人紹介では、ダンスやリフティングなどの一芸を披露する人たちも。

 

左:開会の挨拶をする木下所長。右:ケーキとタイカレーを作った両人。

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2005.4.21 ペンシルバニア州立大学の D. C. Gowda 教授にセミナーをしていただきました。演題は“Cell Signaling Mechanism in Plasmodium falciparum GPI-Induced Proinflammatory Responses by Macrophages”でした。

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2005.4.2 キャンパス内でお花見をしました。ただし、桜はほとんどつぼみ。

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2005.4.1 新年度が始まりました。