4大学連携ミニトレーニングコースを開催しました。

2018年3月25日

イベント・セミナー

本研究所と、北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター、東京大学医科学研究所、長崎大学熱帯医学研究所の4大学の研究所が連携して行うミニトレーニングコースを開催しました。

本研究所開催のトレーニングコースは、細菌感染分野 飯田哲也教授が世話人となり、 病原体同定研究グループ(感染症メタゲノム研究分野兼)中村昇太特任准教授・元岡大祐特任助教、ゲノム解析室 奥崎大介助教から、次世代DNAシーケンスシステムの紹介・見学と、病原体・微生物叢・遺伝子発現解析についての講義・実習を行いました。

次世代シークエンシングシステムは、近年目覚ましい進歩を遂げており、解析データも膨大です。また、解析にあたり機種の選択や実験デザインにおいて、過去に得られた経験やデータに基づく判断が求められることから、これらの研究を遂行するにあたっては、各研究機関の連携によるデータの共有とノウハウの蓄積が必須となります。文部科学省による共同利用・共同研究拠点制度はこのような国内外の共同研究を推進する制度であり、この制度による協力体制の確立が今後より求められます。

 

本研究所の次世代シークエンシングシステム紹介と機器見学

 

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